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2009年6月23日 (火)

南海の死闘! 食うか食われるか!!アホアホ一人旅♪最終回一気に行きます!

3月17日(金)

帰国日にアセアセしたくないので、午前中に
荷造り!完了!!

そして、手作りサンドイッチを食い、
本を持って、いつものロビーのソファーで読書。

ふうぅ〜……………………………

行ってみようか?
あの…小さなホテルへ…
フロントに本を預け、歩き出した。

あらら。
日本のいちごミルクかき氷みたいな花ね。

Photo_11

スーパー?
入ってみる。ぎゃははは!家人にいいわ!
短パンを購入。自分の入れて、合計3枚。

Photo_12

……こんな、遠かったかな…喉乾いた…

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ありました!
小さなホテルとは、10数年前家族で最後に来たホテル。
ホテル…じゃないな。
L字型の2階建ての共同別荘。
使わない時だけ、各持ち主が人に貸す。

ここのレストランは、小さいけど手作り料理で
とても美味しい!
オレは、ここのシーフードグラタンが大好きだった。

でも…レストランを覗くと椅子もテーブルも端に置かれ
営業している感じじゃない…
諦めて帰ろうとしたら、
あの時、お世話になった、おばさんが出てきた。
彼女に抱きつかれた。

「憶えているんですか?」
「忘れたくても忘れられないわ!あんな変な家族!
 あなたは大変だったかもしれないけど楽しかったわ!」

二人で抱き合い笑った。

「お父さんは?!」
「あの数年後、死んだんですよ」

その、おばさんは、突然大粒の涙をぽろぽろ流した。

「でも、やりたい放題していったから」

おばさんは、泣きながら…あの10数年前を思い出しながら
笑った。オレも笑い。二人で泣いて笑った。

「今、やってないんですか?」
「シーズンオフだから」
「そっか…変りませんね。」
「一人で来たの?」
「ええ、気分転換で…じゃ、叉、今度は旦那と来ますね!」

と帰りかけた時、おばさんに呼び止められた。
片手に、オヤジがいつも飲んでいたビールを持っていた。

「何も出来ないけど、これ…」

手渡された時、ビールは冷たいのに、
鼻がつんと熱くなった。

「プールサイドに椅子があるから…ゆっくりしていって」
「…ありがとうございます」

ビーチチェアに座りビールを飲んだ。
もう、いるはずのない顔が…
あちらこちらに、いろんな表情で表れる。
声まで聞こえる…思い出とは不思議だな。

忘れるもの。忘れないもの…

Photo_13

時計を見ると、陽は出ているけど夕方だ。
帰るか。おばさんに声をかけた。

「素敵なプレゼントありがとうございました!」
「来なさいよ!今度はひとりじゃなくて。いい?!」
「…はい」

涙が出そうで、うつむき頷いた。
おばさんは、オレを自分の娘のように抱きしめ、
何度も何度も頭を優しく撫でてくれた。

手を振り別れた。
…確か…砂浜を歩けば帰れるはずだ。歩き出した。

ぎょ。

『猛犬注意』の札… 犬、でけぇー…。
でも、爆睡中みたいで、そっと息を止め通り過ぎる。

はぁ〜〜たまんねーぜ。

でも、恐怖はそのあとやって来た。
なっなんで!こんな奴らがっ!!

キャン!キャン!キャン!キャン!キャン!
キャン!キャン!キャン!キャン!キャン!

二匹の小型犬がオレの両脇で吠え続けている。
いかん。いかん。かまっちゃいけない。
無視していれば、いずれ居なくなる…

んが、

そんな思いは甘かった。
キャン!キャン!キャン!キャン!
飛びかかってきた!
これが、オレが砂浜に倒れる直前の映像。
袋らしきものは、家人とオレのパンツが入っている。
Photo_14

砂浜に大の字に倒れた。
勿論、顔は砂に埋まったまま。
これぞホントの大の字だ!

クマも死んだ振りをすれば、居なくなる…嘘だ…
嘘つくんじゃネェーーーー!!

オレは砂に埋まりビクともしないのに、
この!やかましい小型犬はオレの服を噛り、
髪まで噛っている…

Taoreru_2

切れた…

オレは突然起き上がり、パンツの入った袋を
ブンブン振り回し、
小型犬の腹に蹴りを入れ
ぶっ飛ばした。

でも
キャン!キャン!キャン!キャン!
向かってくる!!
今度は、持っていたパンツの袋を放り投げ!

『明日のジョー』だ!!

力石、力貸してくれ…心の中で呟いた。

飛びかかってきた、小型犬、一匹のしっぽを鷲掴みにし、
海へ放り投げた。

Imusrra_2

もう1匹は、同じく、しっぽを鷲掴みにし、
近くの民家へ放り投げた。

Inuie

動物愛護なんとかなんか関係ない!
自分を守るのが一番だ!

でも、奴らは、
キャン!キャン!キャン!キャン!
吠えながら、頼もしく、またオレに向かってきた!

なっ、なんなんだ!こいつらーー!!

力石———!!
お前は冷たい奴だぁああーー!!

自分でも意味分からず発狂した。爆発だー!!!

「おめぇら人間じゃねー(犬だけど)
 叩き切ってやる!」

 (萬屋錦之助の『破れ傘刀舟』のきめ台詞)

Photo_8  

オレは知らぬ間に、発狂のせいか、
萬屋錦之助を飛び越え、キングコングになっていた。

Photo_9

訳分からない雄叫びを大声で叫び!
自分の胸をゴンゴン!ゴンゴン!叩き、
2匹の小型犬に向かっていった!!!!!!!

んんがぁああー!!!!
ぐっぉおおおおーー!!!!!
っどぎゃぁあああーーー!!!!!
どっがゃーーぁああああーー!!!!!!

………………………………………………
………………………………
………………

どうなん?犬たちは消え去った。

キングコングは偉大だなと思った。

ホテルのビーチに着いた時、始めて足に痛みが走った。
ビーチサンダルを履いて闘ったので、
親指と人さし指の間にマメが……
んな可愛いもんじゃない!
血だらけだ。
足を、水道で洗い、ビーチサイドに寝転がった。

「思い出に浸るなんて馬鹿げた事した……」

ビーチサイドで寝転がっていると、
これは、夢かうつつか幻か…
すんごいスタイルいい、姉さまが…
後光を浴び目の前に立っている。

Pai

…顔は…そんな美人じゃないけど、凄い…
これが、ナイスボディ♥というんだなぁ〜
女のオレでも、一晩、添い寝を…と思うくらいだ。

「おやすみの所、本当にすみませ〜ん!ちょっと
 場所を移して頂けませんか?」

ふと、後ろを振り返ると撮影隊がいた…
オレは帽子を、より深くかぶり、顔がバレないように
そうそうと退散した。

なんだよ。モデルかよ〜
後光じゃねーよ〜ライトだよ〜〜

足を引きずりながら歩いていたら、
あの、熱い夜になるかもしれなかった、
“ヤシの実ボーイ”に声をかけられた。

Manntoyasi

「ハ〜イ!ユーアー!エンジョイ〜♪♪」
「エンジョイなんかっ!!
 まったくしてねぇーーぇえええ!!」

と、最後の日は寂しく幕を閉じた。
ただ、ただ、風呂に入り、足のマメが痛かった!

ちっくしょーー!

もう、旅なんてしねぇ。

Photo_10

3月18日(土)帰国!
重量オーバーで、来る時と同じく!50ドル!!
家に帰り、家人をぶっ飛ばした。
以上、終り。

!!!!!!

2009年5月17日 (日)

恐いマッサージ

3月16日 (木)

南国一人旅のつづきです。

午前11時まで爆睡!
ああ、今日も良い天気だ……
綺麗な風景は直ぐ慣れる。感動も直ぐ慣れる。
絵はがき見てるみたいなもんだ。
3_3

シャワーを浴びて、
なんだか、不味そうに見えるけど美味しいんだ!
サラミハム、チーズ、黄パプリカ、アボガド、
紫玉ねぎに変なドレッシングをぶっ掛けサンドイッチを
3_4

食う。
それと、ハーブティー。

「うんめぇ〜〜♪」

明後日、帰るし…その日はバタバタしたくないなぁ〜
事務所の皆に土産でも買いに行くか〜

と、思いつつ、つい、昼寝。

午後2時に起きて、
お!ひとつ化粧品欲しかったんだ。
DTFという所に行く。オレのは直ぐ見つかった。
でも、他の女社員への土産が…よくわからない。
オレは、
人の誕生日も自分の誕生日も忘れてしまう性格なので、
人にプレゼントしたことがない…たまにはあったけど。

悩む…。

ミドリ社長を思い出した。
昨年、仕事帰りにグロスを唇に塗っていて、
目が点になるほど驚いた…「この人、女なんだ…」
_3


で、グロスに決めた。
安っいじゃん!……土産物用のグロスは安い…でも…
なんだか…本当に安ぽい。
いろいろ迷ったが、ディオールってやつのにした。
そしたら、自分の化粧品より高くて、なんだか腹が立った。
心が小さいなぁ。と、落ち込んだ。

たらたら歩いて繁華街にでた。

ひゅお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…

砂ぼこりが道に舞い上がっていた。
まるで、西部劇で何かが起こる前に、人々が
予感して店に入ったように閑散…と、というか…
人っ子ひとりいない。
でも、夜になるとさぞかし激しいんだろうなぁ…と、
ぼーっと歩いていたら車にひかれそうになった。

とことこ歩いた。

「気持ちいいですよー!マッサージどうですか!」
「い、いえ、いいです」

てくてく。

「マッサージ!綺麗になりますーよぉーー!!」

「マッサージ!どうですかーー?!」

1分歩くごとに看護師さんみたいな服装で、
お化粧バッチシ!の女の人が飛び出てきて、

「マッサージ!」「マッサージ!」「マッサージ!」
「マッサージ!」「マッサージ!」
「マッサージーーーーーーーー!」

の、嵐だ!
こっ、恐い…。

バナナのたたき売りだ。
それに、このマッサージは…きっと…
オレは男じゃないんだっ!

瞼の上を真っ青に塗った、
大きなおばさんが店から飛び出て来て腕を掴まれた時は、
本当に恐かった。

ひぃーーーっ!と、思わず声を上げた。

本能的に恐怖を感じた。

勢いで店の中に連れ込まれたら、真っ裸にされて…
なにされるのか…

ぎょーーーーーー!!!

もう!ひっちゃきになって!焦って!
その繁華街を走って逃げた!

逃げながら、変な土産物屋があったので飛び込んだ。
……そうとう恐かったんだな…
意味なく、耳かきを買った。
…………なんで耳かき?…。

静かな道にでた。
3_5

あ、旅行前、ここにしようかと迷ったホテルだ。
新しく出来たホテルで…
ロビーのラウンジにハァハァしながら座った。
気持ちのいいホテル……。

とても素敵な少し年取った女性の人が、
水を持ってきてくれた。

息切れが落ちついた時、

「何か飲みますか?」
「何がいいかなぁ〜」

ドリンクメニューを持ってきてくれ、
お勧めの、オレンジフローズンマルガリータを頼んだ。
オレはマルガリータ、マティーニが大好きなんだ。

その、生オレンジのフローズンマルガリータは
とても美味しかった!
気持ちもホンワリ…マッサージパニックも落ちついてきた。

余りにも美味くて、今度は普通のフローズンマルガリータを
お代わりした。

が……落ちついてくると周りが見えてくる。

そのホテルは自分が泊っている所より、
綺麗で、全てが整っていて…
庭も…とても綺麗、綺麗、綺麗!!
でも…なんだか人工的なのだ。
確実に計算し尽くされたホテル。

ぼぉーっと、見ていた。

ラウンジでは、
他に、オレと同じ歳くらいの日本人の女の人が読書をしていた。
あと、外人が一人、ゆったり読書していた。

………気持ち良いけど、此処にしなくてよかったなぁ。
と、思った。計算し尽くされた綺麗は余り好きじゃない。

その内、がやがやしてきた。
日本人じゃないアジア人が現れ、
波の音も、その人達の大声でかき消されていった。
そして、博打?が始った。
カードをバシッ!バシッ!と叩く音と、罵り叫びあう声。
足元には透明のビニールに入った
奥さんの?恋人の?女性の水着や下着が見えている。

今迄いた人達は、静かにラウンジを去って行った。

このホテルには結婚式場があるのだろう。
真っ白のウェディングドレスの花嫁、花婿、
正装した親族がなごやかにロビーを通り過ぎていった。
…幸せそうだ。

でも、目の前にはあのアジア人のパンツが…

今度は日本人のピチピチギャル達が現れ
キャーキャーと騒ぎ、濡れた水着のまま…

昔から、変な所に神経質なオレは、

「ああ、椅子とクッションが濡れるよ…」

心の中でつぶやき、
さっき去って行った客と同じように腰を上げた。

綺麗だけど妙なホテルだ。

帰ろう… 自分のホテルに帰ろう。

さっきの女性のバーテンダーの人にチェックしにいった。
彼女は、顔には出さないけど、
ラウンジの変化を感じとっていたんだろう。

「ごめんなさいね」
「ううん。とても美味しかった。ありがとう」

チップを少し多めに渡した。
彼女は、

「多すぎる」

と、遠慮した。

「とても美味しかったし、
 ゆったり出来た時間が嬉しいの。ありがとう」

と、言い笑顔で別れた。

別にきれい事じゃない。
オレはどんな外国でも余りにも酷い時は、
チップも出さない。
それどころか、
マネージャー呼べ!と、言うくらいなので…

ただ、一瞬でも、本当に心地良かったのだ。
チップ多めなんて、初めてだった。

タクシーで自分が泊っているホテルに帰った。
さっきのホテルより古くて普通だけど、
此処にして良かったなぁ〜と、
ロビーのソファーに寝ころんだ。
3_6

夜は、冷麺が食べたくなりフロントの人に聞いて
食べに行った。美味かった!
チジミを頼んだら、すんごい量!
残したら、持って帰れと言う。

「でも、一人だから」

と断ったら、カットフルーツをお土産にくれた。

なんだか、よくわからない日だった。
でも、来て良かったなぁ〜と思った。

もちろん夜は爆睡!
明日は、ちっともオシャレじゃない、
このホテルのロビーのソファーで
本でも読んで最後の日をゆったり過ごそうと思った。

が……

ほんの出来心がとんでもない事になった。

ちくしょーーー!!!!

つづく

3_7

2009年4月26日 (日)

男♥ヤシの実♥ベッドダイブ♥

3月15日(水)

今日も凄くいい天気だ。
昼に起きた。寝た!寝た!腹減った!
2

昨夜、疲れて風呂も入らず寝ちまったので、
バスタブに沢山お湯を入れ入浴。
体を適当に拭きながら、冷蔵庫のニンジン!
洗いなんかせずドレッシングをかけ、3本一気食い!

うんめぇ〜〜〜〜ぜ〜〜♪

本当に、このドレッシングって見た目、
ゲロみたいだけど、ほんのりチーズ味で美味い〜♪

ポットがあったので、
オレオリジナルの化粧水をハーブで作り、飲む。

ある時、エステに行きショック性皮膚炎になって、
大先輩から教えてもらった大学病院での話。

「所詮、シミは老化現象なんだから取れないんだよ。
エステで医師免許をもっているなんて、それは嘘だよ。
医学じゃないんだから。
シミと上手く付きあいなさい。後、レーザーは、
合う合わないに個人差があるから慎重に。
合わなかったらもう最後ですよ。
あなたみたいな人がいるから、
皮膚病、アトピーで本当に苦しんでいる人の
治療時間がなくなるんです。
どんな事をしても、人は歳を取る。
一時は、3?4?5?年は、何しても良い、でも、やめたら、 
急にたるむね。肌が。
肌も人に面倒みてもらうものだと記憶するから。
自分で生きよう。頑張ろうとする再生能力を失うんだよ。
歳とつき合わなきゃ、肌も気持ちも。
そこらへん考えたら?
それも自分の生き方のひとつなんじゃないかな?」

乱暴な言い方の先生だったけど、
もっと、もっと話を聞いたけど、どんどん無言になった。

歳には逆らえない。
……顔も、体も……綺麗でいたい…でも、
その年代その年代の美しさがあるんだ。
分かってたのに……バカだなぁ…と思った。

年取っているのに凄くダイエットしている人…
正直言うと、見ていて痛々しいし綺麗に見えない…
若い人だって、
化粧も皆同じで、皆細くて、余程の差がないと
誰が誰やら区別出来ない…

オレ!やーめた!
年に逆らうなんて!
カッコイイばばあになろう♪

おっと、話それた。ホテルで何してたっけ?
そうそう、
まずは、昼用のシミ防止化粧水。効きます。マジで。
自然のものだから、肌に馴染むのね…

次は5種類のハーブを調合して夜用化粧水。
これは冷たくして飲んでも効きます。
オレは夜用化粧水を毎日500ミリのペットボトルに1本と、
1ℓの水を飲む。

三年前か?
家人が全州映画祭の審査員をやり、
韓国の全州に10日滞在していた時、
街が乾燥していて水をガブガブ、
野菜、キムチ、ビタミンC食べまくり。
そしたら、肌が20代になり焦った。
今も快調〜♪
後、玄米が良いね〜〜お肌ツリンツリン♪
うんこも出るし腹も自然とへこんだ。

腹には外に出っきれなくて出口を探していた、
ブラウニーちゃんが一杯いたのねと。ただ感心。
9

のんびりしたロビーのソファで、
タバコプカプカ吸いながら、何故か少女漫画で泣く。
次に、ある、小説で吹き出し大笑い。
周りの人からも笑われ思わずお愛想笑い♪
とてもシンプルな恋愛話でシンプルすぎて先が読めない。
こんな本てあるんだなぁ〜と考える。

……………あ……本が読めるようになった……
  何年ぶりだろう。嬉しい。

本当に読めなかったんだ。忙しくてじゃない。
なんか…人の物語に入り込むのが面倒だった。

ああ!よかっあたー!読める!読める!
これからどんどん読もう!
でも、『シンプル過ぎて先が読めない』なんて
凄いなと思った。

たったひとつのテーマ。
ある、ひとつの、それだけの…

シンプルに書くのは難しい。
小細工すれば先が見え安っぽい。
人間はその時の感情で動くから、
なに言い出すかわからない。
どうなるかわからない。
シンプルなほど大変だ…大切だ…
小さいように見えるけどとても大きな話だ。
人が相手に言える言葉、言えない言葉…
心の内に秘めている感情がいっぱい詰まっていて
時間が流れて行く…
台詞で、状況説明や時間経過を表さない。

大切な事だと思った。

小細工ばかりの脚本構成、
ぼぇ〜〜〜〜んとした映像に逃げた映画。
もしかしたらその時点で、
大切何かが失われるのかもしれない…。

だって人間は、
こんな時にー??ってほど、何しでかすか分からないものね。
だから可笑しいし、哀しいし、切ないし、腹立つし……
愛しくなる。

まぁ、映画はどうでもいい…ってことないけど、
とりあえずいい!
本が読めるようになって良かった。
ああ、最良の日!

そんな事をしていたら腹が減ってきた。
夕飯はタコスに決めていた。
ホテルのフロント係に聞いたら、

「近いよ!」

元気オーライ!歩き出した
…15分以上歩いている…
…この先は真っ暗…
2jpg

恐くなり急ぎ足で戻った。
さっき説明してくれたフロント係に駆け寄った!

「えーーー!車でぇ!????
 テン・ハーフ・ミニッツーー!
  バッキャロー!!」

仕方ないのでホテルのレストランで飯食った。

牛。

むなしい…

夜空を見上げながら
ホテルのプライベートビーチのチェアで、
ビール片手に煙草をふかしていた。

若い男が隣に来た。

顔は可愛い。清潔そう♥
ちっと、固まった。
昔から男に声をかけられる事がないので…
…ちょっと…なんか、なんか、不味いんじゃない?
こんなの???ひょっへへへへへ〜〜〜!

「ひとりで来たの?」
「そうだよ」
「めずらしいね」
「そう?」

彼は突然、ヤシの木に登りはじめた。
コロン。
ヤシの実が砂浜に2,3個落ちてきた。

真緑のヤシの実。

「歯で毟って見て」
「毟る?」
「思いっきり」
「んがぁー!いっ痛——っ出来ない。歯折れるよ」

彼はヤシの実の端から歯でガーッー!と毟り始めた。

「歯!折れるよ!やめなよ!!」
「ふっふふふ」

真緑のヤシの実がどんどん小さくなって、
最後にコン!と穴を空けてくれて
オレに渡した。

正直言うと、オレはヤシの実が嫌い。
中華街で売っているヤシの実は生臭くて飲めない。

でも、
でも、美味しかった。

思わず一気に飲み干し、

「おいしいーーー!」

オレが飲んでいる時、
彼は笑いながら、歯で剥がし取った真緑のヤシの実の皮を
片づけながら言った。

「楽しんで。でも、もう遅いから部屋に戻った方がいいよ」

と、去っていった。

タコス…食べられなかったけど…
彼の去って行く後ろ姿を見ながら部屋に戻り、
バスタブにお湯を溜めダイブ!

気持ちいぃ〜〜♪

お湯に浸かりながら考えた、
あの時、去る彼の片腕を掴んでいたら…
2_2

今頃………………熱い夜????
あっははん〜〜〜!!
2jpg_2

と、思った瞬間……ちくしょう…
日本の家人じじいの顔が浮かんできた。

嫌な気持ちでバスタブから上がった。
鏡に写ったオレの顔はとても不貞腐れていた…。

なんだかんだ言いながら、
家人じじいの事、愛してんのかしらん?

そんでもって、ベッドにダイブ!!おやすみ〜〜

つづく

2009年4月21日 (火)

SEX!! 燃えろ★

4月14日(火)

なして今、…南国に行くのか…
いいんだ!!

逃げたいんだ!逃避!心の避難!

そう思ったらやればいい!         って事で逃避!

安っ!!今半のすき焼きコースより安いHIS!

心休める為に…休まってるんだけど…
相変わらずの珍珍道中…ナタリ〜〜〜♪

安い南国に行く。…って軽くいうけど、若い時は。
安いだけじゃない… 
いや…やっぱり今も安さだけが魅力で決めた。

オレと家族の思い出の南国、
小さいけど大切な所なんだ…

んでも!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

!!!!!ハワイじゃない!!!!!

……ハワイはやっぱり、自分も芸能人のはしくれなのか、
暮れのテレビの見過ぎか…

気恥ずかしくて…気恥ずかしくて…チケットも取れない…

新宿の成田エキスプレスのホームまで、
家人が見送りに来てくれる。家人と4日間離れるのに…
ぼーっとして…哀しいとか、寂しいとか、

「もう!やめるわ!」

なんて気持ちがな〜〜んもない。
…本当に今、自分は何事に対しても無感情なんだなと、
動き出す電車から見える、家人の心配げな顔…
なんとも…なんとも気持ちが動かない。

ただ、荷物が重たかったので助かった…
知らぬうちに家人が見えなくなっていた…

6時7分発。
うとうとしていたら、
いつの間にか第一ターミナル駅…終点。動けない。
…はずはないけど、動くのがたるい。

目が覚めなかったら、新宿に戻っていたのかな?
なら、それでもいいや。
のん気に座っていたら、係りの人に車内から追い立てられる。

今時のチェックインは機械だ。全然分からなく、
係りの人に全てやってもらう。
荷造りが面倒だ…それが裏目に出た。

服とか選ぶのがかったるくガンガン入れてきたら重量オーバー。
50ドル!!!カードで払う。

くっそ…あの、くそ家人の野郎!

「少ないより多い方が心配ないんだから」

勝手な事言うんじゃねー!
50ドル返せ!ばかやろー!!

免税店でタバコ1カートン購入。
たらたら歩いていたら時間が来てノースウエストの機内へ。

「ひょーーーっぉ!」

と叫ぶほど寒い、毛布をもう一枚くれと言ったら、

「一人一枚です」

つい、

「ここはアラスカか!ケチっ」と言ってしまう。

飲み物、アルコール類は全て有料。ビールも7ドル。
日本酒もあった。「ほぉ〜」
隣りのオジサン、朝から日本酒なんか頼まないでくれと、
心の中で秘かに願う。……よかった。白ワインにしてくれた。

ったくよ〜〜!!アメリカよ〜〜

戦争ばっかしてるから
飛行機も全てケチになんだよ!
ちった、爆弾節約しろよ〜。

7ドル払わせて、戦争やって、人沢山殺してんじゃねー。
アルコールは値段つけられるけど、
命の値段はつけられない尊いものなんだ!

昼の機内食になった。

なっ?なんだ?なんだ?順番に回ってこない。
スッチーが赤いハートがアホみたいに飾られた
プレートを持って走り回る。
オレの隣りのカップルにも運ばれてきた。

なんだっけな?

そのご飯の名前…とてもラブリー♥な気恥ずかしい♥
を大きな声で言う。

「お待たせいたしました〜○○です〜♥♥♥様ぁ〜♥」

周りの人間も、
誕生日ケーキみたいにローソクが17本くらいあるだろう、
その赤いハートのプレートから目が離せない。
もちろんオレも。

メニューは、
普通の硬そうな肉のパスタ添え、
寿司、エビのボイル、サラダ、
ココナッツプリン?の上にハートに切ったいちご…

「美味しそう♥」「そうだね」「嬉しい〜可愛い♪」

じーっと聞いてしまった。

なんだか妄想に入る…

砂浜で二人で写真撮って、夕食はディナーにワイン…
んで、
夜はベッドで完全燃焼♪悶えに悶え狂うんだな…
彼女の顔を見ながら、
二人の会話に…世界に入り込み…鼻につんと来た。
発情期の匂いだ…

ほぉ〜これが発情期の匂いか…う〜ん♥マンダム♥

オレのご飯はショウガ焼き。妙に美味かった。
オレは日本茶をプリーズ。

ショウガ焼きを頬張り、
今晩?2,3晩?
旦那さん?その男?

頑張りなされ〜ぇ。ホイホイ♥

南国。女。ベット!!!んなぁあ〜来たら!
行きなはれ〜〜!

おおぉ〜〜ん!
ごぉおおお〜〜〜んと!

筋肉痛!
塗りバンテリン!持ってきておはりますか?

いつの間にやら、そんな妄想にも飽きて…

着いた。
1_2

そんなに暑くないな。
ホテルも大人が多くてのんびりしていて、いいんじゃない?
ぼーっとできるな。

まずは、スーパーへ。

部屋から出るのが面倒なので朝食用の買い物。
ハム、チーズ、パプリカ、きゅうり、アボガド、
ニンジン、紫のタマネギ、
ドロ〜っとしたドレッシング(美味い!)。
ナイフ、紙皿。水、ミックスジュース。
毎朝、適当に作って食べた。
こういうのが一番良い。

夕食は、近くで見つけたベトナム料理。
ビーフ・フォーと春巻き。
一人の男の店員が、何かと話しかけてくる。

(何だか英語1なのに…話せるわけないのに、
  不思議だ…
  適当英語なオレ、適当、適当TPO♪)

オレはニコニコしながら、でも、心の中では、

うるせんだよっ。

「楽しいですか?」
「今日来たばかりで分からない…」
「ひとり?」
「……(だから、1人で食ってんだろがよ〜)
「淋しくない?」
「まったく…楽しい」
「いくつ?」
44歳。今年、45歳
(ソバのびるんだ…静かに食わしてくれ…)
「うそだぁ〜」
「……ホントです」
「結婚は?」
「結婚している。
 旦那は
ジャパニーズヤクザ!
ベリーベリーストロング!!
 アンド、ベリベリー焼もち妬きだよ。YOUの名前なんていうの?」

「……」

「あなたの名前教えてよ。ヘイ!へイーッ!」

…その男は、
すっと消え厨房に入ったまま最後まで出てこなかった。
Photo

そのあと、ホテルのビーチサイドを歩く。

「そんな星出てねぇな〜栃木の婆ちゃんちのが多いぞ」

……………。
来たそうそう、文句は止めよう。
日本にいる時だけにしよう♪うん!
星は思ったより少ないけど、星玉が大きくて凄いわ〜〜♪

さぁ〜帰りましょ♪

ホテルで爆睡。家人の電話で起きる。

「寂しいよ…」
「オレは寂しくないんだ。寝るよ」

と、電話を切り、爆睡した。

1日目、終り。

つづく。

Photo_2