顔が縮む
先週、女優さまの仕事の前半が終わった。と書いたが、
毎度の事ながら、女優さまの仕事が終わると、
顔が…なんて表現したらいいのか?
伸びる?
ONとOFFでは顔が違う。
ものの見事に違う。
なので、OFFで何処かに遊びに行ったりし写真を撮ると
目と目は離れているし、とてもだらけた顔になっている。
表に出る仕事が近づくと顔が徐々に縮む。
女優さまの仕事で、
鏡に向かいメイクさんにメイクをしてもらっている間の変化が
凄い。
周りの雑音が全く聞こえなくなると同時に、
顔が縮む=小顔になるのだ。
キュッと縮んで行くのが分かる。
他の女優さまも同じだと思う。
不思議だ。
別に意識している訳ではない。
小顔になるだけじゃない。
メイク中、ぷっくりしたい役、キツい役、優しい役…
役の顔にどんどん変わっていく。
人間の体!脳みそ!は凄いと、いつも思う。
女優さまの時とまではいかないが、
人に会う時、自分で化粧をしていても、顔が、
やっぱり、キュッと縮む。
職業病なのかな?
今までは、どれだけ暑くても、
夏の時代劇でも顔に汗をかく事はなかった。
その代わり、体は汗だらけ、メイク室に戻ったとたん、
はじめて顔の毛穴から汗が飛び散る。
ドッバーー!!と。
しかし!!
今年の暑さには負けた。現場で初めて顔に汗かいた。
自然には勝てんな。
今回は、ちょいとふっくらな役。途中、痩せすぎてしまって、
太るのも大変だなと思った。
人は毎年、年齢を重ねて行く。
そこで、気持ちも、体も変わっていく、
そういう事に自分が、
どう対処して行くかって事にも、楽しく付き合っていきたい。
後半戦も頑張ろう!
かしこ