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2009年8月22日 (土)

インドぉ〜♪

テレビや映画にすぐ、ハマるオレ。

20代『私をスキーに連れてって』を見て、

皆に、「おお!スキーに行こうぜ!!」と苗場へ!

スキーのスの字も知らないのに、いざ!数人で出発。
車中は女だらけで、
スナック菓子食べながら大盛り上がり!

「どこから来たの?
 なんて声かけられたらどうしよう!!」

「東京から来たって言えばいいじゃねぇーか!
 ホントなんだから」

「そりゃそうだ!」

♪ゲレンデのカフェテラスで、滑るあなたに釘つけ〜♪

わっははは!きゃはははは!
             やっほーー!

「まだ、山じゃないよー!」
「夜、一緒に、ご飯食べない?って
    言われたらどうしようか!」

「顔見て判断だな〜」
「でも、軽い行動は駄目よ、
 後で取り返しの付かない事になったら大変だし」

「なにそれ?」
「妊娠だよ」
「そうだ!そうだよねー軽く見られたくないわ」
「よくあるじゃん、ゴーグル付けて、
 シャッーって滑ってカッコイイ!って思っても、
 街に帰って普通に会うと、なんだ?この豆みたいな
 ズボーってした男は?って」

「あ〜あるよ。ある」
「あんの?」
「海とかでもそうじゃない?
 バックが青い海で青空で、日に焼けて、なんか、
 ピチッとした水着付けて」

「ぎゃーあんたビチッと派?私ダメ!
 なんか目がいっちゃうのよー」

「オレも、顔より下の方でしょ!」
「そう!そう!」
「えーいいじゃん。なんで〜」
「おおー!雪山だよ〜ぉ」

なんせ、皆初心者、
『私をスキーへ連れてって』
原田知世ちゃんに憧れ、三上博史との出会いに憧れ、
そんな映画の中の主人公になろうとした
私達の不純な思いは…
あっという間に地獄の底に突き落とされた。
スキーがそんなに甘いものではないことを
心身共に叩きつけられる。

皆、初心者なので
半日コースのレッスンを受ける事にした。
5分も経たないうちに
足腰が立たない
…なにが
原田知世だ。
たばこ屋のばあちゃんだ。

その場に座り込み、動けなく、先生に怒鳴られる。

半日のレッスンが終わった時、
シャーシャー滑る、男なんてクソに見えた。

それでも、リフトに乗って初心者コースへ。
悲鳴をあげながら、ゲレンデを尻で滑り降りた。

カフェでお茶を飲みながら、仲間割れ。
オレが標的になった。

「あんたが、いけないのよ。
   
そんなバカみたいな帽子かぶってるから、
 なによそのスキーウェアー。
 なに?その!あっちこっち付いてる、
クマは!
「人の趣味をとやかく言われたくないね〜
 体力がないのは自分のせいだし、
 魅力がないのも自分のせいだよ。
 そんな、映画みたく上手く行くわけないじゃん!」

「あんた!消えてーー!!
    恥ずかしいのよー!!
 クマとなんか居たかないのよっ!」

「ちょっと!酷くない!!」
「私も恥ずかしい…だって、
 売店で焼き団子買ってたあんたの事、
 皆変な目で見てたよ!帽子だけでも買いなよ」

「うるせーぇー!、もういい!滑ってくる」

Photo

無謀になったオレはリフトの上で腹が立ちまくり、
初心者コースで降りるのを忘れ、
尻でしか滑れないのに、
中級コースまで来てしまった。

大問題までは行かなかったけど、
大変な事になった。
降りられないんだ!
もう、暗くなっている。滑っては木にぶつかり、
尻で、何処までも直滑降。
スキー場の営業時間はとうに終わっている。
そしたら、そこのスキーのインストラクターが、
オレを抱え、

「僕が後ろから抱きかかえますから、力を抜いて」

焦りと、本当にクマが出てくるんじゃないかと
恐怖でおののいていたオレは、その人の指導の元、
下まで降りられた。
係の人も数人、心配して、
友達とリフト付近で待っていてくれた。

男「無理はしないように、気をつけて」
オレ「はい。すみませんでした」

顔見たら、やだ…良い男…。
そして、やっぱり友は友だ!

「もうクマでもなんでもいい!」「無事で良かったよ!」

抱きしめてくれた。

「ねえ、今の男、凄い良い顔してた。
   
見た?!見た?!
 オレ、抱きしめられて滑ってきたのよー!」

その後、抱きしめてくれていた友に突き飛ばされ、
ボコボコにされた。

まぁ、いろいろあったけど、
その後も何度か皆とスキーに行った。
皆、男に声を掛けられたが、オレは掛けられなかった。
やっぱり、
『人の趣味をとやかく言われたくないね〜』
と言ったけど、
クマの帽子やアップリケが問題なのかな〜と思ったけど、
初志貫徹、変えなかった。

皆、間違いも起こさず、今、幸せな家庭を築いている。

Photo_2

そしてだ!
今、インド映画にハマっている。
昨夜、見たかったDVDが二本届いた。
インド映画と言ったら、何があっても

舞い踊る!舞い踊る!

DVDを見る前に、
散らかった部屋も舞い踊りながらキレイにした。

以前、
暑い日に外に出した一鉢の葉が日差しに負けて
半分以上も苦しそうなくらい枯れてしまっていた。
その葉を、舞い踊り、ブチブチ取っていったら

Photo_3

……注意していたつもりだったのに…

ほとんどなくなってしまった。
皆さん、見えますか?
よーく見て下さい。小さいミドリ色の葉…
これしか残らなかった…

Photo_4

両手には、枯れた葉が沢山あった…
ほんの2.3本元気な葉も…

ボーッと鉢の前にたたずんでいたら、
痛いほどの視線を感じ振り向いた。

家人が怖い顔で立っていた。
オレの両手の葉をバッ!と奪い取り、

「前も言っただろう!!
   観葉植物には手を触れるな!!
   いいなっ!
   これからも触れるな!
   近づくなっ!!」

「…はい」

久しぶりに涙がこぼれた。
オレだって…わざとやったんじゃない…
でも…こんな風にしちゃったのはオレだ…

その日は、
楽しみにしていたインド映画は見せてもらえなかった。

葉っぱ。ごめんね。

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