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2009年8月 3日 (月)

8月の不良

♪夏がく〜れば思い出す♪
ののりし合い♪ 殴り合い♪
(母と)

Img_1918

子供の頃から夏が嫌いだ。
今、クーラーがあるのに、
毎日、夏というだけで機嫌が悪い。

昔…扇風機しかなかった頃…は、もっと機嫌が悪く
誰かれ構わず、悪たれをついていた。
客が来ようがなんだろうがお構いなしだ。

家にたったひとりで居ても、誰に話していたんだろう…
次から次へと、ブチブチ、グチグチ悪たれをついていた。

 

だから、
父方の田舎に夏休みと同時に

捨てられたんだろう。


毎日、山や川で小猿のように遊んでいた。

Suika

学校の夏休みの宿題も、自分の勝手な判断で、

「夏休みは休みなんだから
  勉強しなくて良い!!!!!!」

と決め、
兄貴は8月30,31日に泣きながら、
母の助けをかり頑張っていたが、
オレは、一ヶ月半の宿題が、
2日で終るわけない。と、早々と寝た。
変な所が大人だった。

そして、
小学校1年生から学業という生活が終わるまで、
夏休みの宿題は一度も出さなかった。
先生に何度怒られても、素っとぼけ、出さなかった。

先生もそれなりに忙しいので、
10回くらい怒ると、もう、忘れて何も言わなくなった。
今思えば、よく頑張り通したものだと感心する。

オレにも根性というものがあったんだなぁ。

でも!
逃げ切れなかったのが卒業文集だ。
ほーーーーーんとに書けなかった。
なりたいものがなかったからだ。
先生には、

「6年間の楽しかった思い出とかでいいんだ」

とか言われたが、それも何もなかったので書けなかった。

「自分が思っている正直な気持ちを書けばいい。
 本当に自分の素直な気持ちを書けば良いんだよ」

なんだか、気が楽になり素直に書いた。

「6年間の小学校が終わった、
  でも、まだ、
  中学は行かなくちゃいけないらしい。
  高校もお母さんとお父さんが
  絶対行きなさい!と、怒鳴るので
  行かなきゃいけないんだろう。
  大学はバカだから行けないけど、
  でも、まだまだたくさん学校に
  行かなきゃいけないと思うと
  泣きたくなる。
  とにかく!!
  学校が世の中からなくなればいい。
  楽しい思い出はなにもない。」

変な事は憶えているものだ。

こんな、内容を書いて出したら、
担任の男の先生が泣いた。えっ?

柔らかな夕陽が教室に差し込んでいた。

先生は机に座り、両手で顔を覆い、
「クッ…クッ…」と言う声を漏らし、震えていた。

オレは先生の前に立ち、そんな先生を見て、

先生も泣くんだなぁ。と、どうしたらいいものか困った。

…まさか、笑っていたのかな?   とにかく、

正直はいけない事を知った。
Sunao_2

放課後、先生の前で卒業文集を何度も、何度も
書いては直し、書いては直し…
何を書いたのか忘れたけど、
正直な気持ちでなかった事だけは確かだ。

中学の時は、もっと散々だった。
やっぱり、書けない…。
叉出た、お決まり文句。

「自分の素直な、正直な気持ちを書けばいい」

どうせ、素直も正直も許されないんだろうなぁ〜と
思いつつ、一応トライした。

「早く結婚したい。
  今、直ぐにでも結婚したい。
  それも、凄い大金持ちと。
  家政婦は5人以上は居て欲しい。
  好き物を好きなだけ買いたい。
  家事なんかしたくない。
  電車にも乗りたくない。
  自分だけの車に運転手。
  別荘も欲しい。
  理由は、高校に行きたくないから。
  働くもの嫌だから。」

この時は、職員室に呼ばれ、
「ふざけるなーっ!」
と怒鳴られゲンコで頭を叩かれた。

やっぱり、
正直な気持ちは言っても書いてもいけない事を知った。

何日たっても書けなかった。
最後は、放課後、校長室かな?
何処かの教室に、
オレと同じような生徒と監禁され書かされた。
締め切りが明日らしい。

涙がでた。この時泣いたから、
卒業式は大笑いしていたのかも知れない。

無理やり、なんとか書けた。

「『家のねこ』
 猫になりたい。
 毎日、好きな時間に昼寝が出来る。
 自由気まま。やりたい放題。
 甘えるのが凄く上手い。
 お腹が減ると
 母の足元に頭をこすりつけ、
 にゃ〜にゃ〜と甘い声を出す。
 母にとても可愛がられ、
 特別料理をいつも作ってもらっている。
 残しても怒られない。
 とても羨ましい。
 けど、その甘え方が嫌いだ。
 とても利口だ。
 何かしてくれたり、
 可愛がってくれたりする人間を
 ちゃんと判っている。
 なので、私の所には来ない。
 そんな姿を見ていて、
 こういう人間にはなりたくない。
 と思う。
 でも、可愛がられるには
 それなりの理由もある。
 外から家に入ってくる時、
 入り口の所に雑巾が置いてある。
 母がねこに、
『入ってくる時は此処で足を拭くのよ』
  と、ねこの足を掴み持ってトントンと
  何度か教えたら憶えた。
  ほぅ〜と感心した。
  私は玄関から家に上がる時、
  母に、いつも、
 『女の子なんだから靴ぐらい
   揃えなさい。習慣が大切なのよ!』
  と、怒鳴られるが、
  いまだに揃えた事がない。
  家のねこは頭が良いと思う。
  少し見習おう」 (

こんな、文章だったとおもう。
Img_1920

苦しく嫌な事は憶えているものだ。
…今、また嫌な気分になった。

とにかく夏は嫌いだ…
なにもやる気が起こらないから変な事ばかり思い出す。

♪夏がく〜れば思い出す♪
ののりし合い♪ 殴り合い♪
(今は亡き母と♪)

Obake

☆前に、こんな絵ハガキを書き、
    皆に暑中見舞いを送ったら、
    罵られた。嫌な奴だと☆

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