牛!
昨日の朝方、お腹が…胃が…痛くなって…
…寒気も…
どんどん体が、体調が…くっ崩れていく。
朝、体温計で計ると熱だ。熱が出た。
ここの所、暑いのか寒いのか分からず、
短パンにタンクトップで腹を出して寝てたからか…
でも、昨日の夜は、
ちょいと仕事で知人と会う事になっていた…
ああ、ああ〜〜どうしよう〜〜
午前中から時計をチラチラ見る…
ああ…電話をかけようか?
でも…もう少し様子を見よう…
んが、どんどん体調が悪くなってきた。
だめだぁー!!電話をかけよう!
と、思ったら電話が鳴った。
夜、会うはずの知人からだ。その第一声は、
「…ねっ…熱出た…」
「ぶっはははは…〜〜」
「苦しいぃ〜」
「ぶはっ、ぶはははは〜〜」
「なんで笑うのよ…」
「…オレもよ」
「がっはははは〜〜〜うっ、吐きそう…」
「オレも…吐きそう…」
「がっはは…ハァハァ」
彼女も、オレと同じで、2,3日寝苦しくて、
短パンにTシャツで腹を出して寝ていたらしい。
類は類を呼ぶのか…
まったく同じことをして、まったく同じ症状。
軽そうな会話に聞こえるかも知れないが、
二人とも息ハァハァ。鼻水じゅるじゅる。咳ゲホゲホ。
「とにかくハァハァ、来週にしようよ」
「ハァハァ…そうしよう…」
彼女もオレもここの所、凄いハードな日々を送っていた。
お互い、若く見えても歳だから体を労ろう。
と、慰め合い電話を切り、寝た。
オレは、枕元に、
水分補給だ!
水とポカリスエットのボトルを置き、
飲んじゃ、トイレ。飲んじゃ、トイレ。
夜の9時まで半分気を失いつつ寝た。
「牛だ。ぎゅうだ!」
確か、あったはずだ。冷蔵庫の中をガサゴソ。
「牛ーー♪♪」
牛をフライパンでジュージュー炒める。
家人が慌てて飛んできて、
「何考えてんだ!ステーキなんか今食ったら吐くぞ!
お粥作るから休んでろ!」
「うるせーぇーんだよー!
体力が無くなってる時は牛なんだ!」
「でも、胃が」
「無理やりにでも
消化させんだぁーあーー!!
あっち行ってろっーーー!!!!」
皿にペタンとステーキ一枚おいて、ソースぶっ掛け、
獣のようにかぶり付き平らげた。
で、寝た。
夜中の12時、叉、ムクッと起き出した。
腹が減ったのだ。
おにぎりをひとつ握り、食った。
…まだ足りない…
コーン・フレークにヨーグルトをぶっ掛け、牛乳もぶっ掛け
モグモグ食った。満足。
ふと、気づくと、
家人はオレの前に座り、心配そうに見ていた。
「なんだよ」
「…ヨーグルト…下痢なのに」
「食いたいもん食うのが一番良いんだ」
「…」
「シャワー浴びる、汗で気持ち悪い」
「それだけは熱もまだあるし、明日に」
「うるせーぇー!」
シャワーを浴び、髪も洗い、腹巻きして爆睡。
今朝、7時。
とても気持ちよく目が覚めた。
昨夜の風邪もなんだったのか?





